調査サマリー
大会スポンサー企業22社の大会ボランティア応募者を対象に、ボランティアへの参加動機やこれまでの経験の有無、仕事への熱意などを聞き取った。回答者のうち、半数以上が「仕事に熱心に取り組んでいる」「所属している会社に誇りを感じる」と回答し、一方で「仕事ではやりがいが満たせないからボランティアに参加する」という回答は1割以下にとどまり、「仕事で満たされない思いをボランティアで満たそう」という動機は薄いことが明らかになった。また、これまでにボランティアをやったことのない人が26%に上り、東京2020大会が、ボランティアに携わる新たな契機となっていることがわかった。
半数以上が仕事や会社に対して前向きな姿勢
仕事に代わるやりがいをボランティアに求める人は少数
「所属している会社に誇りを感じる」が7割弱、「仕事に熱心に取り組んでいる」が約5割に達し、ボランティアの半数以上が仕事に対してポジティブな姿勢を持っていた。一方で、「仕事ではやりがいが満たせないからボランティアに参加する」という回答は1割以下にとどまり、仕事で満たされない思いをボランティアで満たすという人は極めて少ない形となった。



26%が「ボランティア・社会貢献活動への参加経験がない」と回答
東京2020大会がボランティア参加へのきっかけに
これまでのボランティア・社会貢献活動への経験を聞いたところ、26%が「ボランティア・社会貢献活動は特に行っていない」と回答し、本大会がボランティアにチャレンジするきっかけの一つとなっていることがわかった。

調査概要
名称:東京2020オリンピック・パラリンピックにおける社員ボランティア<大会前>調査 ―社員ボランティア2020をレガシーに―
調査対象:東京2020大会の大会ボランティア参加予定者
調査時期:2019年9月
調査手法:Webアンケート
有効回答数:2913人
調査設計・分析:(株)リクルートマネジメントソリューションズ組織行動研究所/(株)リクルートワークス研究所
資料全文:https://www.volacen.jp/pdf/201912-tokyo2020-co-volunteer-survey-before.pdf