調査サマリー
東京2020オリンピック・パラリンピックにおける都市ボランティアを対象に、応募動機や活動に対する気持ちを尋ねたところ、とても高いモチベーションを持って応募していることがわかり、大会後もボランティア活動を継続する意向の人が大半を占めた。また、10代、20代の若い世代では、モチベーションの高さが顕著な一方で、大会時の活動に対する不安も見られた。
人との関わり、出会い、自己の成長等が応募動機に
「大会成功の一助になりたい」は9割超
ボランティアへの応募動機は「大会成功の一助になりたい」が9割以上に達したほか、「自分の視野を広げたい」「様々な国の人と交流したい」など自己の経験、成長につなげたいという回答が多かった。

若い層ほど成長への意欲が高い
10代では9割超
「自分の視野を広げたい」という応募動機を年代別に比較すると、10代、20代などの若い層で特に意欲的なことが明らかになった。

当日の活動に関する不安は、若い層ほど高め
「一緒に活動するメンバー」については半数以上が不安があると回答
一方、活動当日に対する不安の声もあり、特に「一緒に活動するメンバー」については10代、20代では半数以上が不安があると回答した。

調査概要
名称:東京2020大会「都市ボランティア」アンケート調査(1)~応募動機、ボランティア活動への期待~
調査対象:東京2020大会の関係自治体(10自治体)の都市ボランティア17,204人(札幌市、宮城県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、横浜市、藤沢市、山梨県、静岡県)※複数自治体の都市ボランティアに応募している場合は、いずれかの1つの自治体から回答する。
調査時期:2020年1月15日から2月5日まで
調査手法:インターネットによるアンケート調査
有効回答数:6,602人
調査設計・分析:日本財団ボランティアサポートセンター
資料全文:https://www.volacen.jp/pdf/202001-tokyo2020-citycast-survey-before.pdf