ボランティア調査報告

全国学生1万人アンケート~ボランティアに関する意識調査2017~

調査サマリー

全国の1万人の大学生、大学院生、短期大学生、高等専門学校生を対象に、ボランティアに関する意識を探る調査を実施。この調査では、ボランティアの活動状況や分野に焦点を当て、性別、地域、学年などの要因に基づいて比較分析を行った。さらに、大学教員にも調査を行い、学生と教員の両方の視点からボランティア活動に関する洞察を得た。

ボランティア実施率

ボランティア活動をしたのは3割

過去1年間のボランティア活動の有無を尋ねた。「ある」が27.1%、「ない」が72.9%であった。男女別にみると「ある」男性が12.1%、女性が14.9%で、女性の方が若干多かった。

ボランティア活動をした学生の活動分野

「子ども・青少年育成」が最多

過去1年間にボランティア活動に参加したことがある学生に、活動分野について尋ねた。最も多かったのが「子ども・青少年育成」22.3%、次いで「教育・研究」11.9%、「保険・医療・福祉」11.8%だった。

ボランティア活動を始めたきっかけ

「団体や知人との関係性」が最多

過去1年間にボランティア活動に参加したことがある学生に、活動を始めたきっかけについて尋ねた。最も多かったのが「団体や知人との関係性」30.4%、次いで「自己実現・自分自身のため」27.5%、「その団体への共感」21.1%だった。

ボランティア活動への参加意向

過半数が参加の意向あり

過去1年間でボランティア経験のなかった学生に、今後のボランティア活動への参加意向を尋ねた。参加したいと「思う」58.2%、「思わない」41.8%と、参加意向のある学生が上回った。

調査概要

全国学生1万人アンケート~ボランティアに関する意識調査2017~

調査対象:インターネットアンケートのモニター会員を母集団とする全国の学生(大学生、大学院生、短期大学生、高等専門学校生)と大学教員

調査時期:2017年5月19日~5月22日

調査手法:インターネットリサーチ(スマートフォンSNSアプリを利用)

有効回答数:学生:10,210 大学教員:55大学

資料全文:https://www.volacen.jp/pdf/2017-student10000fulldate.pdf