日本財団災害ボランティアトレーニングセンター(VTC)

日本財団災害ボランティアトレーニングセンター(VTC)の外観写真

施設概要

「日本財団災害ボランティアトレーニングセンター(略称:VTC)」は、日本財団ボランティアセンターの災害支援の拠点となる、茨城県つくば市にある施設です。
研修などを行う研修棟や、災害現場といった特殊な環境での重機操縦のトレーニングが可能な訓練フィールドに加え、災害復旧活動に必要な重機やダンプ、資機材を配備しています。

VTCでは、重機やチェーンソーなど、水害や震災などの復旧活動で必要となる専門的な技術を習得できる講習会を実施しています。また、災害時には、被災地で使う重機や資機材を、日本財団ボラセンが事務局を務める連絡協議会「日本財団災害ボランティアトレーニングセンターネットワーク(VTCネットワーク)」に所属する技術系災害ボランティア団体に貸し出します。

アクセス

〒300-2621 茨城県つくば市南原2番地

VTCネットワーク

技術系災害ボランティアの普及・発展を目的として連絡協議会「日本財団災害ボランティアトレーニングセンターネットワーク(VTCネットワーク)」を設置し、団体間の相互の情報共有や連携協働を促進しています。
日本財団ボランティアセンターが事務局を務めています。

よくある質問

■研修の受講条件について
VTCでの重機研修については、以下の3点全てを受講の必須条件とします。

・日本財団ボランティアセンターのプラットフォームサイト「ぼ活!」に会員登録(無料)していること
・「ぼ活!」の災害ボランティア研修 〜入門編〜を受講済みであること
・「ぼ活!」の災害ボランティア研修 〜エキスパート編〜を受講済みであること

▶「ぼ活!」サイトはこちら

▶会員登録の方法については、ぼ活!サイトの「よくある質問」よりご確認ください。

▶研修の開催情報は「ぼ活!」サイトのセミナー/イベント情報ページに随時掲載します。また、無料会員登録した方には、メールマガジン等で開催情報を随時お送りします。


■研修の受講資格等について
VTCに配備している小型重機に関しては、使用するにあたって免許や資格、ライセンスはありません。そのため、VTCでの研修を受ける際には、特段、事前に講習等の受講は必要ありません。

一般的に、建設業等の業務で小型重機を用いる場合は、小型重機の重量に応じて、事業者は労働安全衛生法に基づく特別教育や技能講習を修了した者を業務に就かせなければならない、となっています。

一方、災害ボランティア活動の場合は、小型重機を使用する際に特別教育や技能講習の受講を必須とはされていません。ただし、活動現場で事故等も多発しているとともに、一歩間違えると人命に関わる危険を伴う活動ですので、当センターが所有する小型重機を実際に被災地で災害ボランティア活動に使用する際には、労働安全衛生法(安全衛生教育)第59条 第3項、および労働安全衛生法 (就業制限) 第61条第1項に準じ、これらの講習等を受講していることを必須条件としています。

つきましては、「ぼ活!」に限らず、被災地において重機を使用してのボランティア等をお考えの方は、使用する重機等に対応した技能講習や特別教育等を受講しておくことをお勧めします。

※参考リンク
コマツ教習所
コベルコ教習所


■研修の開催概要について
VTCでの重機研修「災害ボランティア研修~重機編~」につきましては、現在、日程調整中です。

今後、開催日程等が決定した際には「ぼ活!」サイトで募集案内を掲載いたしますので、詳細をご確認いただき、もしよろしければその際にお申込みいただければ幸いです。
研修時間は10:00~16:00(昼休憩あり)、費用は2,000円(税込)を予定しています。

なお、事前に「ぼ活!」の会員登録(無料)をしておくと、セミナーの開催やボランティア募集のメルマガが定期的に届きますので、まだの方はぜひご登録ください。

▶「ぼ活!」サイト
https://vokatsu.jp/

※VTCでの重機研修は、労働安全衛生法で定められた特別教育や技能講習ではありませんので、ご注意ください。

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